| TFGに関係する日本の皆様へ
「クマーラ先生の募金の呼びかけに賛同します」
はじめまして。
東京にあります日本語学校(東京ギャラクシー語学アカデミー)に勤めている「堀」と申します。10数年来スリランカからの学生を受け入れ、日本語教育の後、専門学校や大学に進学させ、将来のスリランカを担う人材作りのお手伝いをさせていただいているひとりです。
さて、皆様もこの度のスマトラ沖地震とその津波の影響で被害を受けた国々のニュースを耳にするたびに目頭が熱くなっておられることと存じます。海外の災害
報道では「日本人の被害者はいませんでした」と言えばその後の報道は聞くことが出来ないのが常です。今回の被害に際しても、日本人の身元が一人でも判明さ
れなければニュースにならなくなってきました。そんな中、被災直後の現地から、またその後の様子などを誇張せずタイムリーに伝えてくださっているクマーラ先生のメールに心から感謝をしております。地球人として、考えなければならないことを気付かされています。
津波発生の晩から日本にいる当校の卒業生(スリランカ人グループ)を中心に、「食料や衣類を送ろう!」という声があがりました。しかし、「日本の食料(イ
ンスタント食品など)は現地の人の口に合わない」「着るものも、なれたもののほうがいい」という意見が出て、さらに「輸送費を考えたらその分でどれだけの
物資が現地調達できるか」という話になりました。事実、スリランカでの貨幣価値を考えれば10倍(それ以上?)の物資を調達できるし、10倍の人々に使い慣れた、食べなれた、本当に必要なものを届けられる!現地の方がもらっても困るような、無駄にしてしまって逆に心苦しくさせてしまうようなことはやめよ
う!という結論になりました。
スリランカで被害を免れた地域での物資の調達は、スリランカ国内の内需拡大、経済効果をもたらします。これからの復興を助けることにもつながります。それこそが、数ヶ月、数年の単位で巡りめぐって被災地にもまた別の形で届く善意ではないかと。そう考えた我々は、幸いコロンボにあります当校の事務所を兼ねた会社が被災後すぐに始めた救済活動に「お見舞金」の形で参加することにしました。そちらの判断で、現地で手が行き届かない小さな避難所や各国政府機関からの物資の配給にもれてしまっている人々に直接手を差し伸べている活動グループ(クマーラ先生のTFGグループのような)にも、渡していただくことも了解しています。現地の様子をみながら大切に使ってもらっているはずです。
街頭での募金も、大きな団体への義援金も、本当に現場まで届いているの?どんなことに使われる?と考えますよね。それらを否定するわけで決してありませんが、つい。TFGのように必ず、直接、届けてもらえる道を知っている我々は安心して「気持ち」を伝えられます。そんな道を知らない周りの人たちも、「何かしたいけれどどうしたらいいかわからない」と心の中で思っているはずです。遠慮しないで声をかけませんか。日本人はまた、現金を「お見舞い」として差し出すのにある意味抵抗を感じて、遠慮して「物の形に変えて」と考えがちですよね。「物の形にかえる」のは現地の方にお任せして、我々日本人ではわからない生活必需品なども調達してもらいましょう。この際、遠慮は美徳にはならないと思います。
勢いあまって、書きすぎてしまいました。
というわけで、うるさい日本人が出てきたと思わずにご協力ください。私も微力ながら、現地事務所とは別にTFGにも協力するつもりです。
最後に、率直に我々に問いかけてくださるクマーラ先生に感謝し、どうぞ体調を崩されませんようにと願っております。
東京ギャラクシー語学アカデミー
堀 みどり
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